今日1日を使って、思わず全12話一気に観てしまった。
なぜなら私は93年のグリッドマンを物心付いた頃に夢中で観ていたリアル世代だ。
最終回でかかるOPテーマやピアノで流れる『もっと君を知れば』、他にも原作を観ていた人間ならニヤリを超越して、懐かしさに涙すら頬を伝うような本作の小ネタに大満足している。
93年の日本は、インターネットやパソコンが一般家庭に普及する前の時代だけにグリッドマンは時代の先を行き過ぎていたのかもしれない。
そんなグリッドマンを現代の高校生たちのリアルな描写と併せて、アップロードした形で再会させてくれた本作に心から感謝したい。
当時は直人、一平、ゆか…、本作では響、内海、六花だが、円谷特撮にジュブナイル要素を加えた斬新さはいまも色褪せない。
そして、武史とカーン・デジファーを彷彿とさせるアカネとアレクシスも名ヴィランコンビで、特にアカネは私のアニメ人生に刻まれる悪役だった。
とにもかくにも、ありがとうグリッドマン