鹿田鹿雄

妄想代理人の鹿田鹿雄のレビュー・感想・評価

妄想代理人(2004年製作のアニメ)
3.7
74点

ハッキリ言うとこのアニメは本当に不気味であり、謎だらけで意味不明である。
それは話の内容や音楽、作画だけでなく、OPとEDも同様であり、ひたすら恐怖を覚える。何から何まで説明できるのは監督の今敏監督一人だけだろう。

しかし、数々の謎の正体は何なのか、登場人物たちが今後どうなるのか、何がどうなってるか分からなく、展開が全く読めないため、続きが非常に気になる構成となっていて、それがTVアニメという枠の中でしっかり完成されている。

全話を通して全ての謎が判明したと判断できるかは観客側に委ねられているが、タイトルの意味、制作側が明らかに伝えたいメッセージは理解できるだろう。

他の作品では観れないような体験ができるアニメとなっている。
鹿田鹿雄

鹿田鹿雄

鹿田鹿雄さんの鑑賞したアニメ