コマミー

のんのんびよりのコマミーのレビュー・感想・評価

のんのんびより(2013年製作のアニメ)
4.0
【のんびり流れる】


※「のんのんびより」終わってしまいましたね。製作陣の皆様、キャストの皆様、原作者のあっとさん、癒しの時間をありがとうございました。とゆうわけで、"第1期"から少し振り返ってみましょう。



こんなに時間が"ゆっくり流れて"、尚且つ一生続いてほしいと思ったアニメは初めてだった。
「月刊コミックアライブ」にて2009年から連載が始まり、「バカテス」などで知られるSILVER LINKがアニメ製作したのが、この「のんのんびより」と言う作品だ。

"山奥の田舎"が舞台で、分校「旭丘分校」に通う[宮内れんげ・越谷小鞠・越谷夏海・一条蛍・越谷卓]らを中心に物語が進む作品だ。
基本的に作風としては、一応季節は変わるのだが、"時空が進まない"と言う「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」テイストの作風になっている。

春夏秋冬そして春に戻るまで、れんげちゃん達のちょっぴり"笑えて"、そして時々"沁みる"物語が綴られている。それに加え、れんげちゃんの姉の"一穂"や"ひかげ"、そして一穂の後輩の"楓(通称駄菓子屋)"などが加わり、さらに盛り上がりを増していく。
田舎が舞台の作品だと「リトルフォレスト」シリーズを思い出すのだが、そこに"日常アニメ"としての面白さを加えた作品が、この「のんのんびより」と言う作品なのかもしれない。

その第1期は、まさに"門出"のような、まるで一年中桜が舞い散るようなエピソードがたくさん詰まっている。


様々な「初めまして」が詰まったのが、第1期なのだと思いました。
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