このレビューはネタバレを含みます
大正✕ヴァンパイアで、絵も綺麗とあっては大好きな世界でした。
面白かったです。語り過ぎないところが良かった。
背景が初めて見る感じ…浮世絵っぽい色のぼかし方で素敵でした。大正時代の東京は、震災あるまで大好きな凌雲閣もあるし。
登場人物たちも皆さん好き。群像劇っぽかったです。
1話のエピソードを前田大佐がずっと引きずってるのが切ないです。ヴァンパイアになってからは岬さんのいる幸せな夢の中にいて悲しかった…最終話まで引きずってて、消滅した場所は岬さんの場所に重なるように、だし。
第十六特務隊良かったです。熱い山上さんとマッドっぽくも一番冷静なタケウチさんもいいけど、スワさんは300年生きてるだけあって強いし達観してるし、でも最後の彩芽ちゃんと生きてく選択は惚れました。好きです。
来栖さんは甘かったけど、葵との別れと血で覚醒したのかな。
あと異常に天満屋の番頭さんが好きです。
デフロットくんも良かった。沢城みゆきさんPSYCHO-PASSしかまだ観られてなかったけど少年声もいい。
中島中将はやっぱり自決されたのかな。。
ルーファスも消されたから強制的にヴァンパイア化する事は無いにせよ、今もまだいますよ…という？デフロットくんの背景の東京タワーとスカイツリー。
弱き者、汝の名はヴァンパイア。
堪能しました。原作の朗読劇の方も気になります。
