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鬼滅の刃 遊郭編のよーだ育休中のレビュー・感想・評価

鬼滅の刃 遊郭編(2021年製作のアニメ)
4.0
嫁達からの定期連絡が途絶えた。音柱である宇髄天元に連れられ、鬼の潜む吉原遊郭へと潜入した鬼殺隊の隊士・竈門炭治郎らは、遂に《上弦の鬼》と邂逅する。


◆ド派手に行くぜぇ!!!

かぁっこいいぃぃいいぃいぃぃぃぃい!!

流石ド派手な天元様!美人嫁が三人も居るのは伊達じゃあないですね!!原作漫画でも数々の名言を残した天元様がufotableの高クオリティな作画でド派手に暴れ回る姿は感涙ものでした!

音柱=花火の発想は正直なかったですが(原作に言及あったっけ?)OPも本編中のエフェクトもめちゃくちゃ格好良かった!〝この解釈しかない!〟ってくらいにバッチリはまってた!元々立体的で疾走感のある戦闘シーンでしたが、今作でも天元と妓夫太郎がしっかり熱い戦いを繰り広げていました!

禰󠄀豆子が覚醒したシーンは正直〝おや?〟と思ってしまいましたが(盛り上がる所なのに作画も演出も弱い)、しっかりその後挽回してきた感じですね!

最終回前のラストシーン、妓夫太郎の円斬旋回(このエフェクトも漫画では表現できない細やかさ!)を放った後、砂埃が徐々にはれて空爆を受けたかのような荒廃した街が姿を現したシーンは鳥肌ものでした。作画のクオリティ、右肩上がりで良くなっていったと思います!


上弦の陸である堕姫と妓夫太郎の蛮行は決して許される事では無いですが、ラストで明かされる二人の過去は壮絶なものでした。炭治郎と禰󠄀豆子の《兄妹》と陰陽対比させた様な構図と、立場が違えど兄妹の確固たる絆はやっぱり良かったです。

CVも素敵で、堕姫役の沢城みゆきは安定の高クオリティ。七色の声音を使い分けた表現は天晴!妓夫太郎役の方は存じ上げませんでしたが、ねちっこい感じが雰囲気出ていたと思います!


天元様も良かったし、上弦の鬼も良かったですが、今期のMVPは禰󠄀豆子に贈りたい!
(作画は弱かったけど)覚醒状態で堕姫を圧倒する力を見せたと思いきや、省電力モード?のちびっ子フォルムでトテトテ頑張る健気な子。妓夫太郎の断末魔を爆血で抑えてお疲れのところ、炭治郎のタクシーになって伊之助やら天元様を燃やして回る。むん!って相槌も可愛いし最高です!



善逸と小五郎のおっちゃんはずっと寝てればいいと思う。