なんでもそつなくこなす成績優秀な不良高校生の八虎が絵に魅せられ美術の世界にのめり込み、自問自答しながらも周りに影響を受けながらも突き進んでいく美術を題材にした青春アニメ。
美術を題材にしたアニメは初めてだったので物珍しさから視聴しました。
序盤と終盤で評価が全く違ったアニメ。
正直なところ作画が良くなかったのでキャラクターの表情や言動が分かりづらく喜怒哀楽も伝わりにくかったので序盤は話に入りにくかったことから途中からリタイアしようか迷っていたんですけど、感覚の表現の演出が上手く好みだったのと主人公や他のキャラクターの苦悩や葛藤が上手く落とし込めている。また、解決の仕方も凄く綺麗で、序盤と打って変わって人間模様を描写していた中盤から終盤が凄く映える構成と演出になっていた作品でした。展開も丁寧なので話がよく入ってくるいい脚本でしたね。
内容がいいアニメなのはこういう事を言うのだと再認識させられました。
OPもブルーピリオドという作品を鮮やかに彩ってくれていました。
8話の恋ちゃんの話が好きでした。
