おときち

からかい上手の高木さん2のおときちのレビュー・感想・評価

からかい上手の高木さん2(2019年製作のアニメ)
4.1
「きゃー!西片〜!」と声が出て、ついでに涙も一緒に出てしまった最終回。マジで最高だった。

2022年1月からシーズン3が放送とのことですが、個人的にはこのシーズン2の最終回「夏祭り」で終わりにして続編はなくても良いのでは?というレベル。

シーズン1の続編なので、設定などはそのまま。
ただ大きいのは「2年生」になったってこと。いぇーい中学2年生だぜ。

1年生の時よりグイグイ来るようになった高木さん。
自分の中の感情に少しずつ気づき始める西片。
あーもう。中学2年生に戻りたい。

新しい生活が始まり、友達できるかな?みんなと上手くやっていけるかな?というちょっとした心配もある中学1年生。
進路も考えなきゃならない。受験だってある。確実に大人へ一歩近づく中学3年生。
それに比べてこの「中学2年生」が持つ無敵感はなんだ。マジで羨ましいぞ。戻りたい。でも戻っても同じ道を辿ってくるはずだからまぁいいか。

11話のエピソード「約束」で西片から誘われた時の高木さんのリアクションだけでもう泣けた。そして「こりゃ最終回はヤバいんじゃね?」と。
その最終回12話「夏祭り」。
もうね、画もキレイ。高木さんも西片もかわいい。お祭りの舞台となる背景もデザインも素晴らしい。あのお祭り行ってみたい。
「だよね」という定番な展開を挟みつつも、あのラストはね。まいったな。「こうなるだろうな」という想像どおりといえば想像どおりだったのだが、嬉しさと恥ずかしさが混じりあったあんなにもユーフォリックなラストになるとは。こちらの気持ちの揺さぶられ方は想像以上だった。
一緒に観ていた娘と2人して泣いてしまった。

シーズン3も、公開されたら映画も観るけど、このシーズン2の最終回がピークなのでは?とちょっと思ってしまうぐらい、良かった。

今シーズンのエンディングも引き続き「高木さん」名義で高橋李依がJ-POPをカバー。改めて聴くと「粉雪」も良い曲だ(レミオロメンにJ-POPという言い方は悪いかな?)。Charaの「やさしい気持ち」は最終回の内容、及びエンドロールの映像にハマりすぎててヤバかった。

あー、もう一回シーズン1から観ようかなー。