ごきげんよう。
さて今作でございますが、非常に優美な台詞回しと音楽、そして麗しくもあり可愛らしくもあるご出演者の方達が織りなす切なくも愛くるしい物語に私心打たれました。特に聖様の過去回想。私の記憶では確か十話か十一話だったと思います。大変感動致しました。立ちはだかる運命という荊の柵を愛のために何とか登らんとする2人。若さゆえの迷いや葛藤。そういった物に私は時に応援し、時に嫉妬心を抱きました。10代という短く未熟な年代にこれほどの大恋愛ができましょうか。素晴らしいの一言に尽きます。
こちらの回だけでなく他のお話も大変興味深く素晴らしいものでございました。
祥子様のような一見大人びて見える方から時々垣間見える少女のような口ぶりや、志摩子様が帯びている哀愁の雰囲気。語ると切りがございません。
こちらの作品、まだ二期三期と続いておりますので、一期の感想はここまでとさせていただきます。ご覧いただきありがとうございます。
それではごきげよう。
