そんまま

メイドインアビス 烈日の黄金郷のそんままのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

(追記)全話視聴!
やっぱり原作そのまま画面に出したという感じで、原作のいいところよりも悪いところが悪目立ちしていたという印象が強い。

会話のテンポが少しズレていて起こる違和感や、設定の説明が深くされていないことによる違和感がそのまま映像化されて、さらにテンポのズレなどが大きくなってしまっている感じ。

最初の方は作画が丁寧だったけど3話?あたりからスケジュールがキツキツなのか、作画のクオリティの落差が目に見えて感じられたりして見ていて辛かった…。
唯一10話の演出さんが作品を深く読んで、漫画をそのままではなく、映像作品として再構成していた様子で2期の中では一番いいアニメになっていたんじゃないかと思う。

10話でクオリティ巻き返しか!?と思ったら、12話最終話まで、情報量パンパンに詰め込んで、ヴエコの死が全く弔われていなかった様子に感じた。ヴエコは2期の中のメインキャラなのにな…。
原作の絵のままだとそうなんだけど、原作だと読者の解釈の補完で雰囲気が収まるけど、映像になるとただの紙芝居になってしまう。

本当に残念だった。
でも原作好きだからまた次のシーズンも見てしまう。ただ映像化するんじゃなくて、原作を再構成して映像にしてほしいと思う今期でした。


(下記過去の5話?までの評価)


今のところ今日分まで全部リアタイしてます。

原作最新まで読破済みの上で改めてシーズン1から観ましたが、
シーズン1の方が一番タイミングや演出が"効いている"と思う。

元々原作が必要なテンポや説明を飛ばしていたりしてリズムが崩れたり意味がわからなくなるところをシーズン1はテコ入れいたりして見やすくしていたと思うが、

シーズン1とシーズン2の間にある劇場版、
プルシュカ編からそのテコ入れが雑になったり、コンテを作る段階で深く掘り下げていなかったりした雰囲気を感じていて、気持ちが少し離れていった。

だけど漫画を改めて読み直してやはり世界観とストーリーで持ち直した。

しかし今回は明らかに漫画の悪いところが直されずにそのまま動いているだけといった感じで、
漫画の世界は崩されていないけど、3Dでうごくキャラの違和感や話の流れ方、場面の展開なんかにも引っかかってあまり楽しめない。

新キャラの色と声も少し違和感あるかな…。
漫画はふわふわした絵なので勝手にイメージを持ち過ぎているかもしれないが…。

大事なところを飛ばされてる気がする。

今回のイルミューイ編は本当に好きで、次回イルミューイ達の深い話が出てくるくだりが出ていたので、丁寧に描かれていればこれでまた持ち直せるか期待感もあるが…。

音楽も世界観もいいけど、
テンポや話の展開を視聴者が理解したり共感するまでの間がもっと必要だと感じました。





まああさんのお尻、きったなくて「いいね!」