小林モンジャ

メイドインアビス 烈日の黄金郷の小林モンジャのレビュー・感想・評価

4.6
まずOPの「かたち」と映像のマッチがとんでもなく素晴らしい。シーズン1もそうだけど音楽のタイミングとクオリティがこのアニメはパーフェクト。

また原作から話の構成を入れ替えたのも◎ 進撃といい原作を良い意味で補完し見やすくしている。

唯一と言っても良い不満は原作では一枚絵で描かれていたヴェコとパッコヤンの同性愛のシーン。これは入れて欲しかった、あれがないとあるシーンに対しての納得感が薄れるかなと。

ストーリーは黄金郷だけなので、前シーズンと比べると景色や触れるキャラクターの数は減少。ただし2つの時代でそれぞれ冒険を志した者たちが交差していく様はとても深いものがある。

話はとんでもなく暗く、人によっては見るに耐えないシーンもあるけれど、最終話が終わった時には清涼感を感じられるのがこの作品の凄み。

今シーズンだとパッコヤンが俺の推しでした。