パピワン

精霊の守り人のパピワンのレビュー・感想・評価

精霊の守り人(2007年製作のアニメ)
4.5
めちゃくちゃ!!面白く!!
めちゃくちゃ良くできたアニメだった!!!
命を狙われる皇子とその護衛の女傭兵槍使いの話!
妻と2、3日で一気見した!!!
児童文学原作なのに主人公は30歳の女傭兵というトガった作品。

原作者の上橋 菜穂子さん自身が、不満点もなく、大好きな仕上がりと大絶賛しただけの作品であって本当に面白い!
プロダクションI.Gの作品はすげぇな!

あらすじ!!
日本やらアジアっぽい雰囲気のまったくの別世界。
(異世界転生などではなく)
カンバルという国出身の女傭兵のバルサは、用心棒稼業を続けながら旅をしていた。
訪れたヨゴ皇国の橋で、第二皇子のチャグムが牛車の暴走により川に流されてしまう現場に居合わせる。
バルサは迷いなく、飛び込みチャグムを助け出す。
そのまま名乗らず、その場を去るも、ヨゴ皇国滞在中に探し出され、王宮に連れて行かれ、歓待を受ける事になる。

しかし、話は単純ではなく、皇子の事故は偶然ではなく、暗殺目的だったと第二皇子の母から聞かされる。
なんと、第二皇子には水妖の卵が産みつけられており、神の子孫である帝の子供がそんなものに憑かれていると知れたら威信に関わるとして暗殺されそうになっていたのだ。
そこで、第二皇子の母は女傭兵バルサにチャグムを連れて、一生を懸けて守り、逃げてほしいと依頼する。

そんな面倒事、普通なら断るものだが、バルサは自分のせいで失った罪なき8人の命の贖罪として、8人の命を守ることを目的として旅をしていたことを語る。
そして、チャグムはちょうど8人目の命だとバルサは話す。

こうして、バルサはチャグムを連れて、皇国を逃げ出そうとするが、帝の命を受けた暗殺者も当然バルサとチャグムを追跡する…

果たして、水妖の卵を宿したチャグムと凄腕傭兵のバルサの運命や…

てなーーーお話!!
作画が崩れることなく、雰囲気、ストーリー、キャラクター、全てが高クオリティでめっちゃ良いアニメ!
バルサの漢らしさ、タンダの女房、母ちゃん感のやり取りは必見レベルで良い関係性!
バルサとチャグムを取り巻く周囲のキャラクター達も、キャラが立っていて超!!!
素晴らしい!!
俺は、暗殺者のジンと何でも屋のトーヤがお気に入り!!

こんな素晴らしいアニメを見ていなかったとは、オタクを自称するのが恥ずかしい…
見ていない名作が埋もれまくっているなぁ…
めちゃくちゃオススメのアニメ!!
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