『面倒なものは信頼できます。』
天涯孤独の主人公・小熊ちゃんが、いわく付きのバイク(スーパーカブ)を手に入れて世界を広げるお話です。
質素な一人暮らしの高校生が、カブを通じてお友達をつくったり、すこしずつメンテナンスを覚えていく姿をみて、わたしもカブに乗ってみたくなりました。
椎ちゃんが川に転落したときは、さすがにカブではなく救急車を呼んでほしかったですし、最終話の山梨→鹿児島の遠距離すぎるツーリングには、女子高生のお尻の強靭さに震えましたが
『どこへだって行けるわよ。だってカブだもん。』
もっと軽い気持ちで遠出をして良いのだと勇気をいただきました。ありがとうございます。