生きる意欲がない人間13人の中から次の神を決める。各候補に天使が付き、翼や矢といった能力が与えられる。
舞台が日本の東京限定だったり、後付けルールは満載で、設定にツッコミどころはあるのだが、問答無用でグイグイ引き込む構成はさすが。
あぁDEATH NOTEもこんな感覚だったなぁと思いながら視聴。
キラを彷彿とさせる厨二バクハツの奏や、とにかく人の命を守りたい明日、残りわずかな命で家族を守った六階堂など、キャラ達はバラエティに富んでいるのだが、イマイチ誰にも感情移入できないのも同じ笑
対になる天使達の、美しい造形だからこその底知れなさ。最も人間味があるルベルに癒された。お尻から羽根って初めて見たわ。
顔も声も可愛いナッセは話が進むにつれ、うす気味悪くなってくる。
自分はやや強引な展開だった前半のバトルより、後半の方がらしさがあって好きだった。神と人類、その存在の根底に疑問を投げかけた作品。
生き方や命のあり様だけで終わらなかったのは良かった。ネタバレなしで視聴すべき。
ところで天使の羽根が1番似合うのはおじさんだと常々思っているのだが、白衣の博士、スーツの星がまさに理想的だった。