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機動戦士ガンダムSEED DESTINYのKitMarkerのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004年製作のアニメ)
3.7
ガンダムSEEDの続編。
オーブでの戦禍により家族を失ってしまった「シン・アスカ」は、その怒りと憎しみを抱えたままザフト軍となりガンダムで出撃する。
SEEDと比べると話の厚みが若干無いように感じる。ただしSEEDは「戦う運命となってしまった幼馴染」という感動的に描きやすい設定なので仕方がないが、それにしてもなんとなく終わり方が呆気ないというか、もう少し白熱した掛け合いを見せて欲しかった。
またシン・アスカというキャラクターだが、行動の根底には怒りと憎しみが常にあり、キラと違って人肌の温かみがないため見ていてヘイトが溜まりやすい。上級者向けの主人公と言える。精神的に幼い割に戦績は良いので、ヤキン・ドゥーエを終えて成長したアスランと話が合わず、そこも非常にもどかしい。グラディス艦長も「なんですって!?」と言っているだけでなく、二人の話をよく聞き、間を取り持つべきだった。
終始ギスギスしていた艦隊だったな。
機体は結構カッコよくて好き。
インパルスとかアカツキとか。
そう言えば、シンとルナマリアの中の人は夫婦らしいですよ、グラディス艦長。
「なんですって!?」
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