このレビューはネタバレを含みます
数あるガンダム作品の中でかなり現実に寄せているなぁと感じる作品。
基本的に地上での戦闘が主な舞台であり、地形や罠を数多く利用したかなり泥臭い戦い方が特徴。
主人公シローの理想主義者な面と、ヒロインアイナの博愛主義者な面が、この泥臭さをより引き立てている。
連邦にもジオンにも良い奴もいればどうしようもない奴もいて、それに巻き込まれる周囲というある種の戦争の虚しさを感じられる。
ガンダムは戦闘描写だけでなく人間模様も上手く表現している印象だが、今作も例に漏れず、なんならより強く感じる。ガンダムは人生とはよくいったもの。
戦闘描写で言えばグフカスタムがかっこよすぎた。IQ高いよあれは。
全体的に戦争の中で起こるドラマを少ない話数でこれだけ表現し、引き込ませていくのは素晴らしい。
どうでもいいけど推しはアイナ。