【世界は変わった、お前はどうだ】
世界統一の影に隠れ悪逆非道の行為を行う治安維持部隊に再びソレスタルビーイングが武力介入を始める2期。(性根の腐ったエリート隊とかティターンズを思い出すので『Zガンダム』の影響が垣間見える)政治色の強かった一期から一転、キャラクターのドラマが中心となっており、ガンダムパイロットだけでなく一般人である沙慈にもスポットが当たる。
序盤は一期目以上の盛り上がりとドラマの重厚さがあり傑作であることを確信していたのだけど、新勢力イノベイターが話の中心になりオカルティックな方向に行ってから急に気持ちが離れてしまった。自分がダブルオーに惚れ込んだのはリアルさの部分だったというのに。宇宙世紀で言うニュータイプ同士の感応みたいなあの展開、ダブルオーの世界ではアリなんだろうか?
あと設定の詰めも甘いかな、と。色んな要素を詰め込んだ結果結局どれも中途半端になりそのせいで終盤は駆け足になってしまった印象。イノベイターの関連の情報(目的、成り方の条件等)はぼんやりとしてるし、登場して間もないアニューとロックオンとの恋物語も...(以下略)
グラハム・エーカーという男はシリーズ通して面白かった。アイツは面白すぎる。
泪のムコウとUnlimited sky はめっちゃ聞いた。