かじドゥンドゥン

サマータイムレンダのかじドゥンドゥンのレビュー・感想・評価

サマータイムレンダ(2022年製作のアニメ)
3.5
幼い頃に両親を亡くし、養父母に育てられ、上京した青年シンペイは、義妹ウシオの事故死を受けて、和歌山県の島ヒトガシマに帰郷。

その島には、「カゲ」と呼ばれる自分の複製像が出現して、それを見ると死ぬという言い伝えがあるが、そのカゲが次々と現われる。

シンペイは、島が祀る神・蛭子(ひるこ)の渡来に端を発し、その島の神主や医者の家系が首謀しているある陰謀を嗅ぎつけると、島民の全滅、カゲによる支配を阻止すべく、戦う。シンペイは、特殊な右目の持ち主で、これでもって、さまざまな平行世界を俯瞰して見ることができる。つまり、ある世界で何か失敗・後悔した場合に、シンペイが死ぬと、過去の一時点に舞い戻り、そこから世界をリスタートできる。ゲームの主人公がセーブポイントからやり直せるのと同じこと。シンペイを却けて悪だくみを達成しようとするカゲの軍団、その頭領である●●は、「ゲーム機自体の電源を切る」ことによってシンペイの能力を無効化するしかない。

和歌山弁(?)がかなり強調して使われている。関西訛りにアレルギーがある人は、いらつくかもしれやん。