映画ケーン

東京マグニチュード8.0の映画ケーンのレビュー・感想・評価

東京マグニチュード8.0(2009年製作のアニメ)
1.3
地震大国日本にとって意義のある作品ではあるもののディザスターものとして面白くない上に人間ドラマも驚く程つまらない。
そういう意味では「出オチ」の作品。

物語は子供が間違い犯して大人が叱るってのの繰り返しで退屈。

東京タワーという言わば東京の象徴的存在が倒れるという非常に重要なシーンが全然恐ろしくもなければ、サラッと終わってしまうのもいかがなものかと思う。

ラストの展開も演出がクドくて台詞でも言っちゃって、何か、お涙話に持っていけば良いって思ってない?こういう災害系を安易なお涙話に持って行くべきじゃないと思う。「『炎628』を観ろ!」って思う。本当に悲惨な状況を見たら涙なんて出ない。
キャラデザインもイマイチ…

大地震の後、食糧難だったり、(夏だったら)熱中症、ストレスによる云々で「体調を崩す」って所は何気に盲点だった。
そういうのを知れたのは良かった。

シミュレーション的な意味でもイマイチだし、話はイライラする程酷い。
シミュレーションじゃなかったら観続けるの辞めてた。
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