【2021年秋アニメ作品｛全12話｝】
人間の青年と吸血鬼の少女、種族は違えど目指す場所は同じ。
レフとイリナ、宇宙飛行士を夢見る2人の物語。
主題歌がアリプロ＆ヒロイン役に林原めぐみという約束された勝利の案件。
作中では一応架空の国名にはなっているが、明らかに冷戦時のアメリカとソ連がモデルになっているのはわかる。
その辺の宇宙開発って題材は結構面白いと思ったけど、プロット自体は王道的というか、割と既視感で溢れていたかな。
まあ詰まる所、どこかで観たことあるようなラブロマンス風の物語だった。
“障壁の多い恋路”って古典的なテーマ性も描かれ方も嫌いじゃないし、夢を共有する2人の関係には何より尊いものがある。
決して悪くはないんだけど、大抵の事が予定調和的に済まされている感覚が常にあったので、正直これといって特筆すべきことも無い。
比較的テンポ良く淡々とストーリーが進行していく印象があったけど、観やすいは観やすかった。
でも演出面やキャラの掘り下げなんかは淡泊に感じた。
その分ドラマ性が薄く感じるのは、この手の作品では結構な痛手の気もするけど。
あと所々作画が怪しかったかな。
終盤はちょっとヒヤヒヤしながら観てた感はある。
地味にEDが好きです。
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［主題歌］
OP
ALI PROJECT「緋ノ月」
ED
Chima「ありふれたいつか」
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