エピソード23
襲撃!バーチャル軍団
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あらすじ
銀次の拳と赤屍の剣が激突する寸前、その間に飛び出した人影によって妨げられた。 その人影は、美堂蛮。赤屍の剣を背中でうけ、同時に、銀次の拳を受け止めていたのだった。
「なーにやってんだよ、銀次。俺様に断りもなくよ…」
その言葉を残し、ゆっくりと倒れて行く蛮を見て、正気を取り戻す銀次。
「パンドラの箱は開かず、だな。ジャッカル」
見ると足元には、蛮の姿はなく、かわりに少し離れた壁に寄りかかり、ライターに煙草で火をつける蛮の姿があった。 邪眼だったと一安心し、蛮に抱きつく銀次。
そして再びMAKUBEXの元に向かうこととなるのだったが、しかし、蛮は二人に先に行けと命じる。
二人を見送った後、跪く蛮。
「とにかく後少しだ。MAKUBEXの野郎に、とびっきりの邪眼をぶちかますまでは…!?」
と、気配に振り返ると、そこには倒したはずの不動が襲いかかってくる姿があるのだった――!
© 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋