もうね、フミナ先輩パナい。
前作から7年、キャラを刷新して挑んだ第二シーズン、一作目の後半でどうしても付き纏った、タイマンバトルの限界を打破するため？、3対3のチーム戦で描かれた点が秀逸。ファンタジー的な要素も省いて、より真面目にガンプラバトルに挑んだ作品って印象です。
ただ少しキャラが雑化したというか、1チームの人数が単純に3倍だから個性を描きずらくなったのか、少し没個性気味には見えてました。
無理くりセカイにハーレム要素入れんでも…、個人的にはシア大好きなので、前作のレイジみたいに、ライバルキャラで出たシアをメインヒロイン枠に据えて。フミナ先輩は雄馬たそ…、いやユウマにフミナ先輩は勿体無いから皆のヒロインフミナ！、で落ち着いてもらって良いかなって感想です。え？、ギャン子は知らん。
機体的にもちょっと増え過ぎて、一機入魂って感じだった前作よりも薄れた感が否めない。まぁ逆に言うと格闘、射撃、サポート特化、みたいな個性を尖らせる事には繋がってるから決して悪くはないのだけれど。
その他の世界観的には相変わらずのクオリティですし、前シリーズからの繋がりで楽しめる面もありました。悪くはないけど、少し勢い弱まった2期って感じです。
一期の「所詮は遊び…(中略)、好きだからこそ本気になれる！」くらいの名言も欲しかったかなと。ここで語るべくではないが、ガンダムという戦争をテーマにしたシリーズが描かれてきた中で、このビルドシリーズの立ち位置を象徴したラルさんの名言だったと思います。ダイバーズの「俺たちの好きを諦めない！」も近くて最高に良かったんすよねー、っと完全にレビューのフライングになってしまいました。
点数内訳
世界観:4.5
ストーリー:3.5
キャラ:3.5
音:4
映像:4
スコア:3.9
