みあね

ガンバの冒険のみあねのレビュー・感想・評価

ガンバの冒険(1975年製作のアニメ)
4.0
斎藤惇夫の児童小説【冒険者たち ガンバと15ひきの仲間】が原作。ネズミvsイタチの物語。笑

ネズミのガンバは陽気で頑張り屋。親友のボーボはのんびり屋で食いしん坊。そんな2人は街育ちだった。ある日、「海が見たい」と言い出したガンバはボーボと共に海を目指す。港に到着すると、港ネズミと船乗りネズミのパーティーが開催されていた。ガンバ達は宴に混ざり楽しんでいた。
そこに深手を負ったネズミ、忠太が助けを求めてやってきた。「島の仲間が皆殺しになる…」話を聞くと、島にイタチの群れが乗り込んできたとの事。助けに行く気満々だったネズミ達にイタチの名前を伝えると一斉に逃げ去っていく。ガンバを残して…
そのイタチの名は“ノロイ”…

原作未読。幼少期に観て、ただただ恐怖を憶えた。今観るとミニマムな世界のお話なんだ、としみじみする。笑
ニホンイタチ…体長27~37cm(尾は含まず)・体重290~650g。ノロイはその3倍程だから、大きく見積もっても体長1m以下・体重2kg以下。ノロイ=生後半年前後の仔猫を長細くした感じのサイズ( ゚д゚)いや、それが本能丸出しで催眠術使って襲ってきたら怖いけど(;´∀`)笑
ほのぼの回もあるが、やはり弱肉強食の世界をベースにしたお話。昭和の“努力友情勝利”がモリモリのストーリー。
原作では15匹らしいが、アニメ版では7匹になっている。自分の推しはイカサマ!笑

※今作は「自然界のお話」なので、色々な動物が傷ついたり亡くなったりします。苦手な方はご注意ください。
みあね

みあね