道中で仲間を増やしつつ、いろんな能力を持つ敵を知恵を使って倒していくのは正統派冒険譚として安定感があって楽しめた
味方でわちゃわちゃしてるのもどこか可愛らしくて楽しい 1,2部よりもコミカルな雰囲気が増している気がする。エジプト編はちょっとシリアス度が高くなる。
「キャラクターがピンチに陥り、機転を利かせて活躍する」という展開がそれぞれのキャラクターにバランスよく配分されているおかげで、印象の薄いキャラクターがいなかったし飽きが来ないのも上手いなと思った
メインキャラ陣が魅力的だし、謎の色気がある。初めて絵柄を見たときは癖が強いと思ったが、1、2部を経るとすごくいい味になっているように感じる
承太郎・花京院・アヴドゥルが真面目寄りなのでPＴが壊滅することもなく統率がまあまあ取れているのが面白い
女性に対して美人とかブスとかそういう概念でのジャッジがよく出てくるのはかなり苦手だけど（主人公でさえ男尊女卑っぽい言動がちらつく）、原作が30年以上前の漫画だからそのあたりは仕方ないのかも。
クライマックスで、一部から続くディオとの因縁にようやくケリがつくのは見ごたえ十分だった。
