幻想魔伝 最遊記の40の情報・感想・評価

500年前、天界――。 地上にある『花果山（かかざん）』山頂の仙岩から生まれた子供は、異端の者として観世音菩薩の前に連れてこられた。そこで子供は、美しい金髪と端正な顔だちの青年『金蝉童子（こんぜんどうじ）』と出会う。この金蝉こそ、前世の玄奘三蔵である。 菩薩の命により保護者となった金蝉は、子供に『悟空』と名付け、手を焼きながらもまんざらでもない日々を過ごしていた。そして悟空は、偶然迷い込んだ宮殿の中で、同い年くらいの少年『ナタク』と出会い仲良くなる。