Netflixオリジナルのフル3DCGモーキャプウルトラマン。実写を全然知らない世代のため、庵野版シン・〜の予習&シーズン2も出るし、と思い、鑑賞。
I.G神山さんが監督する。音楽は戸田さんなのでやはりSF感ありますね(彼女のコンサートたまに行きます)。
科特隊・ハヤタ隊員の息子が主人公。特撮版の40年後であり、ウルトラマンは宇宙人ではなくパワースーツ装着後の人間として扱われる。
コアエンジンや噴射など、仕様がアイアンマンなウルトラスーツ。着想を得て作ってるわけではないかもしれないけど、どっちが先なんだろう。
スペシウムって物質だったのか!う、うん、そりゃそうよね…
「私が…ウルトラマンだッ!」などと、別に笑うところではないのだが、随所で笑いを堪えないといけないシーンが散見される。なお字幕があると「ゼットン」「シャア!!」「ヘアッ!」などと擬音ならびに鳴き声?がすべて文字化され、怪獣登場時の良いシーンで概ね吹いてしまう。(ちなみに字幕は発言者特定できるので話の理解補助にはかなり良い)
主人公がその他のモビルスーツ乗りと同じく、拗らせ高校生である。「僕はまだxxxになると決めたわけじゃ…」「そんなこと急に言われても」などのテンプレが炸裂する。なお、進次郎が(小泉)に聞こえてしまい、どうも内閣的ドラマとやや錯覚してしまう。
ベムラーは「始まりの敵」とやがて倒される踏み台として名乗ってるわけだがいいのか。
このノリがウルトラマンシリーズ全般に通じるのか、本作独特なのかはわからないが、思っていたより面白い!話がさくさく進むので一気見しやすいのはネトフリオリジナルの特徴なのかな?ラストまで楽しみ。
イキリ系、クール系、生意気ショタ系を取り揃え、触手回まできちんとしている王道エンタメ。
エースキラーさんがとても好きですw