あったかもしれない可能性の追体験が映画の本質の一つだとすれば、それを鋭く射抜いている傑作。
あの時、取っておけばよかった選択肢や世界は同じ厚みを持っている。
今、付き合っている友人も何か一つ違えば出会わなかった可能性に満ちているが、この人とは出会うべくして出会ったように思うことが多々ある。
こうした言語化不能の気持ちを代弁してくれたことに拍手喝采。
弊アカウントのアイコン、明石さんがヒロイン。サブカルクソ野郎たちの永遠の憧れ。
本アニメの主題歌を作ったアジカンの名曲にUCLAという曲があるが、このアニメを歌っているようでならない。
「出会うべき人と出会うように
君はまだ雨宿り
耳だけは澄まして時を待つ」