【全宇宙が原子に還元したってかまわない…】
銀河統一が成されラインハルトとヤンも一息つけるが、くすぶる残党とイカれた宗教が再び騒乱を起こす話
粉々に散った同盟軍に対して去り際に敬礼しているシーンが美しい。生まれが違えば友人になってたかも。
作画が良くなってる気がするな。特にシリーズ屈指の激戦、回廊の戦いの迫力がすごい。ナウシカ的なタッチを感じる。
再び傑作長編もの特有の"超重要人物の唐突かつ永遠の喪失"が来よったわ。リアリティにこだわるとこういう要素が必須になってくるんかね。
あとラインハルトの名言がかのロー〇ンドと被ってるのを発見してしまった。あの人の面白トークはアニオタであることがインスピレーションの元になってるのかも。
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以下名言集
「カイザーラインハルトは歴史上最高級の専制君主であることは間違いない。そこで我々は最大の矛盾に直面することになる。人民の大多数が専制政治を肯定し受容した時、人民主権を唱える我々は人民の敵となる。」
-ヤン・ウェンリー
「違うな。勝利か死かではない。勝利か、より完全な勝利かだ。」
-ラインハルト
「立派ですって?私は、立派なんかじゃないわ。真実を言うとね、わたしは民主主義なんか滅びてもいいの。全宇宙が原子に還元したってかまわない。あの人が、私のそばで半分眠りながら本を読んでいてくれたら…。」
-フレデリカ・グリーンヒル
Ende