橘

HELLSING OVAの橘のレビュー・感想・評価

HELLSING OVA(2006年製作のアニメ)
4.7
凄まじい熱量。。面白かったです。
友人からお勧めされていたのを配信終了間近で漸く観たけどこれは何度でも見られる作品でした。
イングランド×イタリア×ドイツ……西洋史専攻で古のバンギャなので厨二病要素だいたいわかった…ありがとうわたしの黒歴史。

各々のキャラクターも濃いし、演じる声優さんの演技も凄すぎて毎回震えてました。豪華声優陣でした。
言葉に血が通ってる、とつくづく。
狂ってる人って、その狂気には真摯だから惹き付けられて危ない。アンデルセン神父と少佐ね。。
ヘルシング陣営の人々がまともで良かった…と思ったらウォルターさんがやってくれたけど。ウォルターさんずっと清川元夢さまだったら良かったのに終盤で若返ったのでマイナス0.3。

セラス嬢、はずみで?吸血鬼になったのにかなり強くて格好良かった…元々警官だから正義感強いし。武器、銃というより砲だったのでは??
ヘルシング卿も素敵だった…冷静沈着だけど汚い言葉も発する榊原良子さんの声たまらなく好き。「サーチアンドデストロイ!」
ベルナドットさんも好きだった、格好良かった。セラス嬢の中で生きてて良かった。
唐突な由美江が気になりました。日本名?薩摩抜刀術??


戦争屋さんって戦争の中でしか生きられないんだな。闘ってる時は脳内麻薬出てたり、力の誇示とかで良い気分になるのかもしれないけど、巻き込まれる方はたまったものではありません。
ロンドン空襲、なんだありゃ…って見てしまってる市民リアルでした。たぶんああなる。


人間を辞めてまで、アーカードと闘って倒したい……アーカード圧倒的でした。
死ねないのって修羅だろうけど。。
でも吸血鬼なのに普通に太陽光の下にいるな?って思いました。トップオブヴァンパイアなのだろうか。

劇中歌もEDも格好良かったです。最終回はいかにもエンドロール!で素敵でした。ワルシャワフィル…??
橘