主人公の下衆具合が露呈する序盤が面白く、あとは意味の分からない恋愛サスペンスみたいな展開。
主人公のノリが良くて、強引なギャグの勢いで笑っちゃうところも多い。他作品のパロディ多数。ベンチとかの小道具も良いスパイス。
ただ告白とか好きとか、恋人関係とかをアイテム化し過ぎてて、その軽薄さでもって独特の面白さがあるだけに、群像劇のシリアスさは担い切れない感じがした。全員でその雰囲気共有してるのもつまらない。
図書室自由に使い過ぎやろ。6人固まって座ってる構図のキツさよ。
ちょとボーイッシュな東山奈央も良いな。