1期が誰しもが予想外の大人気となり、期待されていた2期。
それがいわゆる「9.25けもフレ事件(たつきショックとも)」を発端として、たつき監督が降ろされてしまい、ファンからバチボコに批判されつつ制作発表された2期。
更にはニコ動等における情報隠蔽疑惑、オーディション台本盗用事件などで大炎上。
そんな中で放送された本作。
たつき監督の「ケムリクサ」も同時期に放送され、奇しくも対決のようなかたちになってしまったのは面白かった。
しかしながら、対決というにはおこがましいほどの駄作だったわ。
とにかく1期のファンに対する嫌がらせなの?てくらい裏切りまくる。
素でこれを作ったとしたら、2期の制作陣の動物や他人に対する考え方や差別思考、上位意識が如実に表れてる。
人間は上、動物は下。
この思考に尽きる。
特に大不評のイエイヌ回なんかはペットを飼ったことがある人、ペットを家族と思ってる人は虫酸が走るはず。
ガチで可哀想すぎるだろ。
そして「けものはいてものけものはいない」を裏切るアムールトラの顛末。
あれも酷すぎる。
主人公の名前はキュルルだけど、ネットではその発言や行動からキュルカスと呼ばれるのも頷ける。
てかネット民のネーミングセンスすげぇなw
更には放送されてからもプロデューサーやら監督らがTwitterなどで問題発言を繰り返して炎上していて、色んな意味で「けものフレンズ」というコンテンツの意義を壊してしまった。
ネットで1期と比べて何が酷いのか、どれくらい酷いのか、そしてこの騒動をまとめてあるサイトや動画がたくさんあります。
正直、裏で何があったのかは分からないけど、作品の出来や関係者の動きを知ると、やはりたつき監督を降ろしたのは世紀の失敗だったと言わざるを得ないだろな。
アニメより先行していたスマホゲーはオワコン化して終了、漫画版も見向きもされず、低迷していたコンテンツをここまでのし上げたのはたつき監督だったわけだし。
そして対する「ケムリクサ」がちゃんと面白かったことを考えると、やはりたつき監督の2期が観たかったと改めて思った。