センカン

真ゲッターロボ対ネオゲッターロボのセンカンのレビュー・感想・評価

3.8
恐竜帝国の逆襲に立ち向かう後輩達を描いたゲッター

相変わらず尺に見合わない濃いストーリーで展開するゲッターシリーズ、特に今回はアニメ尺4話という繋げて映画にしても短いくらいの話数でよくぞ仕上げたと言える見事な構成でした。

ストーリー的には初代からの流れが最も自然なプロローグで、早乙女博士がまともな性格だったのが驚きました。他作品に毒され過ぎましたね笑

そんな中で、初代で活躍したテキサスマックを登場させるというご褒美。
ホワイトハウスの何処から銃を出してんねん!
日本でも何処から銃出してんねん!

初代を思い出しながら観たのもあって、1話の恐竜帝国の侵攻する時の作画は思わず一時停止してしまいました。出来過ぎ注意。

帝王ゴール様をはじめ、バット将軍やガレリィ長官など懐かしい面々もよく動く作画と気合の入ったボイスで復活してくれて感動しました。

OPで流れるJAMのSTORMも最高でしたね。歌詞と映像を丁寧にリンクさせてて
「さーけび、まどーう、人々のなーかを〜、かーきーわーけ!」のとことか好き。
サビ始まりでコックピットに入るシーンで、ドヤ顔してる剴で笑うんですけど、とーびだせゲッター!から始まるサビの連打がメチャクチャ盛り上がるので結局神OPになります笑

ベタ褒めな割に低い点数になりましたが、結局4話で高得点は難しいってことすね。流れ重視でキャラの深掘りもあまり出来てなかったですし、ネオゲッターのデザインとかもうちょっとって感じかなぁ

点数内訳
世界観:3.5
ストーリー:4
キャラ:3.5
音:4
映像:4
スコア:3.8
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