サトジュンに坪田文という『HUGっとプリキュア』のコンビ。『HUGっと〜』はメンヘラ少女の主人公が自己肯定感を得ていく物語で中盤までは非常に良かったが、制作陣も調子に乗り出したのだろう、ポリコレを傘に着ては主人公が暴言を吐きまくるような悲しい子に育ってしまった。
でまあそんな訳なので少々心配しながら視聴開始したわけだが(※このコンビでなければサトジュンも坪田氏も良い作品も好きな作品も全然あるよ)、キャラクターの魅力は十分に見られて良かった。弥生ひなは魅力が出るまで大分かかったが。主人公はキャラクターが弱かったが、みゃむが「あいつも神輿に乗せてやりたい」と言い出す終盤の展開は悪くない。
終盤の展開は大分雑な気はするが心愛れもんに会わせてくれたことはありがとうプリマジ。
まあ『HUGっと〜』同様同性愛者の描写だけはクドい。異性愛者の描写が大してない分ここだけ頑張ってる感出ちゃってる。トンマも頑張れ。
ソロ曲が一年通して1曲しかないのはどうかと思う。どれも良曲揃いだけれど、素人同然だった1話から最終話までずっと同じ曲歌ってるのはねえ。
