【世界まる見え！マルチ特捜部with白目ハゲ】
MCU初のアニメ作品となった「What if…？」
邦題がワット･イフではなくホワット･イフであることに違和感を感じるのは私だけだろうか。
この作品の面白いところは「もしも」を取り扱っているので正史ではやっちゃいけないようなバッドエンド、鬱展開などをやりたい放題に出来てしまうところ。
それが面白いと同時に恐ろしい所でもある
1番MCUらしさがないけれどおもしろかったのはマーベルゾンビ編。
あっさりと主要キャラが次々と退場させられるのは意外性に満ちていたしゾンビモノらしい展開にドキワクできた。
最終話が1番MCUらしく、またアベンジャーズらしさ全開だった。
しかし戦いの終始、ほとんどストレンジの力じゃね？感が否めなかったのは残念…
あと、若干キルモンガーがめんどくさい奴になってる気がしてしまった…笑
全話通して意外なキャラ同士の絡みや正史にはない交友関係が見られるのは良かった。
視聴者を困惑させたのは間違いなく8話〜9話(最終話)。
正史に影響するかも確定しないまま終わったのも含め賛否が分かれる作品なのは間違いない。
アニメ映像としては正直、人物の画に違和感と動きにゴールデンエッグスさを感じてしまい真新しさに欠けるというか少しだけ古さを感じてしまった。顔含め似た雰囲気の登場人物が多いなとも思った。
この手のアニメよりも実写の方が身振り手振り、表情が自然で映像として観やすいんだなと実感。
イマイチな回もいくつかあり、おもしろさの振れ幅がすごかったがコメディ色の強い話はハズレがなく完成度が高くおもしろかった印象。
MCU作品の箸休め期間くらいに思って観るのがちょうどいいかもしれない。
