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ゲゲゲの鬼太郎(第3作)のウシュアイアのレビュー・感想・評価

ゲゲゲの鬼太郎(第3作)(1985年製作のアニメ)
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高視聴率だったようだし、リアタイでなくてもよく再放送されていたことから、知っている人が多いシリーズじゃないかと思う。(4作目以降は再放送されていないイメージ)

ある世代より上では鬼太郎と言えば野沢雅子さんと言う方が多いが、墓場鬼太郎まで野沢さんの鬼太郎を聞いたことがなく、鬼太郎と言うとやはりこのシリーズの戸田恵子さんの鬼太郎。

余談だが、長寿アニメのキャスト問題を解決する方法として、シーズンごとに全交代させるというのも一つの方法だと思う。鬼太郎は、悟空鬼太郎、アンパンマン鬼太郎、コナン鬼太郎、不二子鬼太郎でそれぞれ持ち味があって、マンネリ防止になっていると思う。

このシリーズは都市化が進んだ現代において、妖怪が住処を追いやられることで起こる事件が多く、妖怪が必ずしも悪と言う訳でもない。その一方で、ユメコというヒロインの存在もあり、また鬼太郎の顔の表情もキリっとしていることが多く、戸田さんの声もそれに合わせた演技となっており、ヒーロー感が強かったに思える。

吉幾三が歌うOP、EDはかなり異色。OPの「ゲゲゲの鬼太郎」はかなりアップテンポ。

極めつけはED「おばけがイクゾー」。
おどろどろしい水木先生の原画を背景にしたおどろどろしい歌。
「言うこと聞かない悪い子は、夜中迎えに来るんだよ」の後、最後に驚かされてビビった子どもが多かっただろう。
YouTubeなどで久しぶりに観ているとクセになる。
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