【2022年春アニメ作品｛全12話｝】
絵に描いたような消化不良ですね。
盛り上がりに欠けた前クールと比べると、道中確実にアツい展開はあった。
ただ、終盤の展開がよく分からない方向へ行ってしまった為、結果として盛大に風呂敷畳みを失敗してしまってる感が否めない。
序盤の見事に闇堕ちして帰ってきたアモウ君へのワクワク感はあったが、最終的にはただのAIしゅきぴ青春ブタ野郎に成り下がってしまった。君には期待していたのだがね、残念だよ。(ﾆﾁｬｧ…
てっきり「何でそんな簡単に人を○すんだよ！○んでしまえ！」くらいの哲学ワードが飛び出すエキセントリック少年だと思ってたよ。
結局のところ、戦争や政治の道具として利用された少年少女みたいな唯々胸糞悪いイメージだけが最後まで残ってて、それ以上のアンサーを受け取ることが出来なかったのがハマらなかった最大の要因なのかな。
まあ細部の設定やギミックは置いといて、あくまでフィクションながらこの国がそう遠くない未来に直面する可能性のある状況や危機を現実的なラインで描いた本作のテーマ自体は刺さるし、平和というのは与えられるものでも恒久的なものでもなく、常に勝ち取らなければならないものというメッセージ性は今の時代重要なんじゃないのかな。しらんけどさぁ(´・ω・`)
正直、昨今のリアルな世界情勢に制作段階で本作は少なからず何らかの影響は受けていたんだろうなぁ…とは思ってる。
もしフラットな状態で作品制作が出来なかったと考えたとき…、少し不運な作品だったなとは感じる。
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［主題歌］
OP
富金原佑菜「Overload」
ED
Natumi.「pARTs」
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