日本人のスポーツにエゴが足りないのは言い得て妙な気がする。
正直ジャンプ的なのよりはエゴイズムが好きかもしれない。
とりあえず観続けようと思う。
〈24話まで鑑賞〉
いや理屈抜きで楽しんだ。
サッカー少年たちを監獄に閉じ込めてデスゲームさせるという荒唐無稽な設定だが、
これがまぁアツい。
1stステージ、2ndステージと振るい落とされていく少年達は全員がストライカー。
「one for all, all for one」の精神なんかクソくらえとばかりにエゴむき出しで戦う。
このエゴむき出しで喰い合う登場人物達がやり過ぎなくらい皆んなキャラがたっている。
この点女性ファンを取り込むのに大いに役立っているだろうし、絵心の厨二心をくすぐる金言の数々に心を掴まれた視聴者も多かったと思う。サッカー協会のおじさん達をこき下ろすのなんか爽快だった。
さらに構成がとても上手。
目を離せないし、飽きさせない。
観ていて間延びした回がほぼ無かったし、テンポも良く、まるで現実味のない設定なのにどっぷり楽しめてしまった。
次の回が楽しみになる終わり方だったり、アディショナルタイムだったりと工夫が見えたし、尻上がりに盛り上がっていく流れもお見事。opも良くて毎回興奮した。
ここまでリアルタイムで楽しめたスポーツアニメは久しぶりだ。
食わず嫌いしなくて良かった。
2期が楽しみだし、劇場版も観てしまうだろうなぁ。
