1963年のお色気アニメ。
原作は漫画「ヒゲとボイン」の前作みたいな艶笑モノ。
アニメ黎明期の実験作を観るつもりでDVDBOX購入。
こんだけ未知の作品を発売されてしまうと、やっぱり買わんとね。
気分はまるで、源流探索ツアー。
…実は、異界探訪の旅。
ストーリーやら、テンポやら、もうとんでもない仕上がりで、カンペキ異世界。
微妙に長いのが、意味不明なんだが、
さすがと思わせる描写も頻発、
なかなか不思議度が高い。
微妙に長いと書いたが、体感では非常に長い。
趣があるかないかは微妙なところ。
キャッチさえ出来れば、だな。
原作は5.6ページのサラリーマン漫画みたいなモノじゃないかと思ってたら初のアニメ化4コマらしい。
高度成長時代の、箸休め的作品を狙ったのだと思わせる出来ではあるが…。
1963年である。
もっと革命的なナニカ、だったに違いない。
なによりも、制作当時の苦労を偲びたい。