ついに発動された「地鳴らし」によって世界は地獄と化す。なんとしてでもエレンを止めるため仲間たちは敵味方を問わず手を組み必死に戦うが……。
ハンジさんが活躍する話が特に良かった。ぎゅんぎゅん動きまくるアニメーションに対して音楽は抑えたものになっていて悲壮感ばっちり。
一話ごとの作画のクオリティも高く、「アニメーション」としてちゃんと楽しい。
かつてなら主人公はアルミンだったろうし、実際これはアルミンの物語でもあるのだけど、エレンという凶暴なまでに自由を追い求め、仲間を守るためなら世界を滅ぼすことも厭わないキャラクターを主人公にしたのは、諫山創先生の指向であると同時に、いまの時代の気分が反映された結果なんだろうなと感じる。その他細かい考察については他の方が既に語ってるはずなので割愛。ちなみに最後に出てくるあれの名前は「終尾の巨人」というらしいですね。これまで登場したあらゆる巨人がぽこぽこ出てきて、ゲームで考えるとクソボスみたいな存在ですが、アニメーションで見ると違った迫力、絶望感があって良かったです。
