クリーム

進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)のクリームのレビュー・感想・評価

4.5
(91)から(94)
何とかエレンを生かし、地ならしを食い止める道を模索するアルミン達だったが、もう万策尽きる。意識の中でアルミンもミカサもエレンと話せたのは、救い。エレンが犠牲になるラストは、解っていても切ない。そして、沢山の犠牲を出したのに人類の戦いは終わらない。現実社会の戦争とリンクするストーリーが素晴らしい。
これは、凄い作品だったと思う。もっと早く、ラストまで観ておくべきだった。
全てを解った上で再観賞するのも面白そうだと思う。
1話からラストまで、ずっと面白かった。


ここから、メモ箇条書き


兵団vsジーク、エレン

ジークは戦鎚の巨人のやり方で本体を隠している。
どこにエレンがいるか解らないが、骨を吹き飛ばす。

アルミンが捕らえられた。

敵の正体は歴代の9つ巨人。メチャクチャ強く、ピンチ。始祖の巨人が自由に生み出す事が出来るらしい。

ピークもライナーも皆、ギリギリの戦いをしている。

始祖ユミルも全人類の滅亡を望んでいる。

ファルコがジークの雲の上を飛んでいた記憶を見たと言う。アニのお陰でファルコが鳥になり、皆を助けに来た。
アズマビトの船は沈んだ。

アルミン救助とエレン攻撃を同時に行う事を決定した。

とうとうエレンを殺す決断をした兵団。ミカサはアルミン救助に専念。

ジークが全ての巨人を呼び覚ましたので、巨人が兵団を助けてくれた。

リヴァイがジークの首を跳ねた。

アルミンが、エレンを爆破し、地ならしを止めた。

アルミンとミカサは、意識の中で、エレンと話た事を思い出した。

アルミン達がエレンを討ち取る事で人類を滅亡から救った英雄とする為のシナリオだった。

始祖ユミルが2000年間フリッツ王に従い続けたのは、彼女が王を愛していたから。ユミルはミカサに救いを求めた為、エレンはミカサの選択がもたらす結果に行き着こうとこれまで戦い続けてきたという。
エレンはミカサの事が大好きだった。

エレンはこの世から、巨人の力を無くしたかった。
人類の8割を踏み殺したエレン。
残るのはパラディ島と一部の壁外
この戦いは終わらない。
何度も試みたが未来の記憶は変わらない


ミカサは頭だけになったエレンを抱きしめた。
意識の戻ったアルミンも…。

ミカサはあの丘の木の下にエレンを埋葬した。

3年後、エルディア国ではイェーガー派が軍を作り、パラディ島では報復を恐れる人々が戦いの意思を見せ続けている。

エレンの死で巨人がいなくなり世界に平和が訪れたハズなのに。

アルミン達は、歓迎されるハズのない、パラディ島へ和平交渉に向かっていた。
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