これはまあまあってところですね。
確かに作画は綺麗で癒されました。オープニングもいい曲でダウンロードの価値はあります。しかし、登場人物がイマイチ考え抜かれてない感じでした。なごむといつかは本当の親子じゃないのに親子っぽいことをしたり、イマイチ設定がわかりにくかったです。あといつかは素直じゃなくて可愛げがないしなごむはなんであんな性格なのにこんなにモテるのかも分かりにくかったです。かなこやあの女子高生に至っては恋のライバルとしては脚本がよくできていたのにかなこはその気があるのかあるのかないのかがはっきりしませんでした。みちるだかみつるに至っては最後の方は妄想女子でした。楽しい性格はいいと思いますが、もう少し決め手を作って欲しかったです。
とはいえ、和菓子職人の世界をこういうふうにアニメで表現するのは正直新鮮でした。お菓子も美味しそうでアニメにするとこうなるのかと思いました。それから、テーマソングもいいですね。聞きやすかったです。個人的に一番よかった話は小梅ちゃんの話ですね。アレがこのアニメの１期のピークでした。梅は梅干しではなく・・・というオチは最高でしたしすごく印象に残りました。あとはいつかの父親のこともわかったようなわからなかったような感じで思わず何かを見逃したのか不安でした。あとマサさんとメガネ職人は結局どういう関係なんでしょうかね。過去に何があったのか気になります。それこそ何かあったのか劇場です。
まあ、何はともあれ平和で癒される作品です。嫌なことが多い世の中でこのアニメの存在意義は大切なもののようです。
