まず前提としてこの小娘のことが僕は約束された勝利までに遅延行為を繰り返すSNS漫画の典型的ヒロイン像過ぎて好きではないのですが、CVと映像が付くと受ける印象がそれなりに異なるのはありますね。
（同じホモ・サピエンスで興味関心を惹かれる相手にアプローチを掛けるのは当然だろ甘えんなとキレ散らかすラブコメ愛好者なので後輩の方が好きなんですよね）
まず小動物的な可愛気という客観評価に沿ったキャラクター像をなぞりながらも、社会人ヒロインを意識した落ち着いた声帯が意外と言えば意外でした。縦軸が希薄なアニメではありますが段階的な状況の変化に対して右往左往する様とアプローチの進歩が見て取れなくもなく……翻って原作のイラストで描かれるフェティッシュな質感は削がれている及び損なわれていると感じて、そこが結構作品を構成する要素として大きいだけに残念さがあったなぁと。
