ストライク・ザ・ブラッド IIIのアニメ情報・感想・評価・動画配信

冬休みも終わり、絃神島は新学期を迎える。そこへ何者かが大規模な風水術による結界を仕掛け、島は孤立状態になってしまう。それが魔導テロ組織“タルタロス・ラプス”によるものだと那月は推測する。

テロの首謀者と思しき風水術士・千賀毅人は、那月の昔馴染みの人物だった。千賀の操るゴーレムの破壊活動を止めようと戦う古城と雪菜の前にディセンバーが現れ、自分がタルタロス・ラプスのリーダーであると明かす。

絃神島の魔族から吸い上げられた魔力で巨大な召喚魔法陣“タルタロスの薔薇”が生成され、島で薔薇の眷獣が暴れ回る。古城たちは島の上空に展開し続けるタルタロスの薔薇を止めようと動き始める。

タルタロス・ラプスの引き起こしたテロの傷跡はまだ残っていたが、それでも古城たちは日常を取り戻しつつあった。浅葱はテロから島を救ったアイドルとして人気者になり、復興支援プロジェクトに駆り出されていた。

復興支援プロジェクトに参加していると思われていた浅葱だが、実は何者かの手によってキーストーンゲートの零階層に幽閉されていた。浅葱を救おうと敵地に潜入する古城と雪菜の前に絃神冥駕が現れる。

“聖殲”の力を操る絃神冥駕の禁術の前には、第四真祖である古城の力も届かない。一方、雪霞狼の副作用によって“模造天使”と化していく雪菜。このままでは監視者としての役目が果たせなくなってしまい…。

ブルーエリジアムにかくまわれていたグレンダのもとへ、聖域条約機構から刺客がやってくる。その刺客とは第一真祖の血脈である吸血鬼、ヴェレシュ・アラダールだった。志緒と唯里が立ち向かうが力の差は歴然で…。

ヴァトラーが会場として提供したオシアナス・グレイヴⅡで古城とアラダールの決闘が始まる。集まった勝負の見届人の中にはラ・フォリアの姿もあった。古城はアラダールの隙を突いて先制攻撃を仕掛けるが…。

聖域条約機構から大規模破壊魔具として認定された絃神島。島を包囲する軍隊に対し、浅葱はヴァトラーと手を組んで武装蜂起。カインの巫女の力を使って“咎神の方舟”を呼び出し、徹底抗戦の構えを見せる。

ヴァトラーは絃神島を巻き込み、自らの欲望を満たすための闘争を求める。そんな彼の身勝手な暴挙を止めようとする古城だが、“聖殲”の力を手にしたヴァトラーの前にはなす術がない。一方、古城は浅葱と対峙し…。