雛人形の職人を目指す内気な主人公がオタクギャルのヒロインのコスプレを手伝うラブコメ。
快活なヒロインのコロコロ変わる心情と反対に真面目な主人公の葛藤が面白い。
また、キャラクターの動きがかなりリアルな点に驚いた。オープニングのラスト小走りになるシーンを始めとして、ところどころ3Dではないのにモーションキャプチャを使ったかのようなリアルな動きをしている。これをアイドルものではなく、日常寄りのラブコメに使っているところから作品を良くしたいという愛が伝わる。
コスプレという題材のためか各人の服や着崩し方がちゃんと書き分けられており、どのシーンも新鮮な気持ちで見られた。
総評として細かい描写にこだわることでストーリーが引き立てられているアニメ制作会社のすごさが伝わる作品だった。
