ろいろい

BLUE GENDERのろいろいのレビュー・感想・評価

BLUE GENDER(1999年製作のアニメ)
2.8
💠favorite line💠
"この身体で今生きていることを感じようとして何が悪い。"

🎞️story&information🎞️
新種の病原菌に侵された海堂祐司は、未来の治療に託し眠りについた。
時は過ぎ、西暦2031年。
女戦士マリーンによって眠りから目覚めた祐司が目にしたものは、地獄のような未来だった。
祐司の『生きる』ための戦いがはじまる――。


監督は阿部雅司。

1999年10月7日から2000年3月30日までTBSで放送されたテレビアニメ作品。全26話。
系譜的には本作→ガンパレード・マーチ→マブラヴオルタネイティヴ→進撃の巨人となるらしい。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
未知の怪物の出現により荒廃した世界で繰り広げられるロボットアニメ作品。
本格的に深夜アニメ放送され始めた初期の方の作品で、のちのエロ×グロ作品に影響を与えた作品。

最大の特徴は何といっても地上波ではとてもじゃないが放送できないグロ要素。
びっくりするぐらい、流れるように毎回誰かが死ぬ。主人公とヒロイン以外は容赦なく死んでいく。
未知の生物が人間をミートボールにして置いている描写や戦闘員が角に頭をぶつけて簡単に死ぬ様はリアルでエグい域にまで入っている。

そして女性キャラの生々しいエロシーン。こちらも特徴的。
とてつもなくエロい。ストレートなエロさではないのだけれど、間接的に脳を揺らす爆発物的なエロさ。
序盤から女性隊員が男性隊員に裸にされて胸を揉まれているが、平然と他の人に電話をして仕事をしているシーンがあったり、倫理観が壊れている。
人目を憚らずに性行為に及んだり、薄暗い場所ではあちらこちらで性行為している光景が見られる。ヒロインも序盤は例外ではない。
まさしく世紀末。
性的欲求が極限状態でどうなるのかを描いてくれているのは良かった!!👍

ストーリー展開は放送年代によくあるものでスピード感はそこまで感じない。
ただ、無駄な話は無いので視聴しがいは十分にある。
ラストは意味不明で、何がどう解決したのか解決していないのかわからない締めくくり方をしたので、脚本は何も考えずに筆を走らせたのかと勘繰ってしまうほど酷い💦
序盤から中盤までは展開、キャラの心情変化、各々の考え、世界観が良かっただけに残念。

キャラはすぐに死ぬので不快感は感じないものの、
主人公は年代特有の空気読めない、周りを危険にさらして怒られてふてくされて、怖くなって大声で叫ぶタイプでとてつもなく不快。
おまけに、悪いと思うこともなく女をコロコロ変える。
中盤成長したと思ったけど、後半また一人で暴走するのも相まって嫌いだった😵

ロボットで苦労していたのに途中から銃器で簡単に敵を倒せるようになるという設定の甘さと
"impossible"の綴りが"inposible"はさすがにまずいと思うw

画面の明度上げても見えない戦闘シーンがあるのは諦めた。

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story:dアニメストア参考
information:Wiki参考
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