あんまん

爆走兄弟 レッツ&ゴー!!WGPのあんまんのレビュー・感想・評価

爆走兄弟 レッツ&ゴー!!WGP(1997年製作のアニメ)
4.8
どんなに会社でムカつくことがあろうと、「所詮こいつは俺よりWGP編を語れない雑魚だ」と僕の心を強くしてくれる作品。
もう最近は観過ぎて、作画ミスをカット単位で覚えるレベルになってきた。

昔はサイクロンマグナムしか勝たんだったけど、結局のところ走りもデザインも勝者としての条件が揃ってるディオスパーダが至高。
でもサイクロンマグナムは無印からの相棒だから外せない。

そして大人になってわかるのはジャミンRGのデザイン性。やはりこしたてつひろデザインは秀逸。子供達の心には響かないデザインだけど、今になってこれほど製品化してほしいマシンはないと思う。オフロード向けのサスペンション機構組み込んだ改造とか絶対大人の技術と財力にモノを言わせて作るオタクが続出する。

WGPのすごいところはミニ四駆としての動きをフル無視しても、ミニ四駆っていう子供が扱う枠組みで最高にかっこいいレースを描いてるところ。
単なるバトルとかじゃなくて、レッツアンドゴーでしか描けない、速さを競うレースを空気感から演出してる。
あと個人的にバックブレーダーとベルクカイザーによく用いられるロードノイズがすき。

「勝者の条件!」で藤吉が無印編でやらかしそうになったマシン踏み潰し描写を阻止してたりで、WGP編だけでなく無印編からを1つの括りとして成長が描かれてるのが見所。
そしてこの時代の子供向けアニメは夏に普通に不気味なホラー回を入れてくるのが楽しい。今見ても不気味だし深く考えたら怖いレベル。
あとジャネットとジョーとポンとビッキーがかわいい。私服はシナモン。
あとハマーDは精神年齢が子供だから小学生として許してるけどゾーラはさすがに違うだろ。
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