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よふかしのうた 第1期のMondeFilmのレビュー・感想・評価

よふかしのうた 第1期(2022年製作のアニメ)
3.4
1.
 夜にボーイミーツガール。オタクイマジネーション炸裂。自分も頻繁に夜出歩くことが多くて、こういうことを考えないわけがない。ポストプロセッションの深夜。新海誠?もうこれほど美しく見えるような歳でもない。心情描写にしても過激すぎる。天の川が常時見えている。クリーピーナッツ垢抜けたわね。ですから押し倒して乗ります。恋愛マリーアントワネット理論。IPの活用としてのアニメとソシャゲ。制限と発展。社会調査。夜へのイメージが大学で終わっている。クラブやライブハウスに仮託する欲望。夢見心地。肉体を価値あるものと思う者。物語を作ることの気恥ずかしさ。コンスタティヴな言葉一つ一つのパフォーマンス。リアルとギャグの塩梅。ちょうどよくすり抜ける。都合よく通り抜ける。途中で流れるエレピの劇伴良いね。この程度のエモを。眠れない時にダラダラ見るのにちょうどいい。そんなにガッツリ考える者でもない。アトモスフィア、雰囲気作り。夜に何か思う歳ではない。
2.
 「わーった」みたいなの正面から受け取れなくなりました。どうしたらこういうセンスを恥ずかしげもなく維持できるんだ?歌詞情報を織り込んだオープニング。ヒップホップだから?絶望先生?中学生が深夜に歩いていても違和感のないアニメ世界。オタク・空間。あんまり整合性を求めてもしょうがない。これ見てる人緑仙好きそう。Vaporwave色彩の都市。ていうかこの部屋着何?でも漫画とかアニメってかくあるべしと思われる。14歳は第二次性徴のタイミングとか、セクシャルな話をギリギリ真面目に捉えなくて済むタイミングかもしれない。とかあんまり考えすぎると気持ち悪く思われるか。純粋に受け止められないくらい擦れてしまった。それでもこういう直球の欲望のパワーに触れると澄んだ気持ちになる。気恥ずかしいクリエイティビティ。異種間コミュニケーション。ていうか「だがしかし」もそんな欲望の表出だった。恋愛の一番楽しいタイミングの延長。キスだと直接的すぎるから吸血。12話の延命。人外が人の温もりとかコミュニケーションに感化されるの好こ好こ侍。フィクションのグランドラブ。
3.
 「謎の彼女X」に近い。夜を美化する逃避傾向の極地。屋上の縁は危ないよ。アニメ・ファンタジー。友達の定義とか、そういうので悩むほど若くはなくなってしまった。どうせなのでヘッドフォン越しに聴いてみた。サントラすごく良いな。「聲の形」みたいに夜に合う。結構BGMってバランス的に大きいんやな。意図せずモテちゃう主人公!久しぶりンゴねえ。漏れも友達は3、4人くらいしかいないです。話の筋はともかく、新海誠的に楽しめる。夏に合うアニメとか見るの好きだけどこれから歳を取るにつれて、こういうのマジで受け付けなくなっていく。オッサン向けの青春アニメ作ってくれ!!!!!!名前呼びでドギマギする感じとか恥ずかしい。俺のために可愛い子が争ってくれ!!!!!
4.
 朝井と夜守。単純なアナロジーといえばそうですが...いちじくの葉っぱってこんな形なのか。全部演技で仕組まれている、メタ映像作品。良いエレピの音だわ。サントラ出してクレメンス。恋愛はマリーアントワネット。中学生の思い上がりを大人になっても描けるのは天才。こんなにも美しい夜なら音楽を聴く必要もない。スト2...ドキドキ手芸クラブ。ツッコミは常人の役割、ボケは異常者だが芸能の枠組みでは花形。ツッコミって可愛そうなんだよね。シャフト?欲望を直接描く誠実さ。変に言い訳しない方が粋。九鬼周造。アキラとくっつけよ!!!!!!!!!漏れ負けヒロイン好きすぎる。アキラとくっつけよ!!!!!!!!!!!!!!!!!今回ロスタイム使われなくて残念。「最近雇ったメイドが怪しい」もそうだがエロいけど恋愛は苦手、みたいなのは性的魅力を備えながらも自分が初めての相手であってほしい欲望の表出っぽい。どんなアニメ観てんの漏れ。
5.
 ビジュアルで見続ける。綺麗なのはそれだけで価値がある。美しいこと。萌 え 萌 え。夜は夜であるだけで...前髪ぱっつんは正義ンゴねえ。ストーリーは所詮範型であり、yes,noの二択にとどまることが多い。結構激しいトレモロパンがBGMにかかる。態度には現れない心情。永遠に生きていたい。とも思うが。セックスをごまかすワードセンス。ヴィラン、推し、歌ってみた。漂白する論理の根源。逡巡をマジで受け止めるほど若くはない漏れ。エッチな店って性病が怖いよね。行った事ない。美容院のヘッドスパって頭割れるんか?ってくらい力入れるし嫌い。もはや感想ではない。結構今回危ない橋渡るな。これまで漂白された夜だったから、どこまでダークサイドに堕ちるのか楽しみだ
6.
 漏れが誰かを心配したらセクハラになってしまう。人と関わってはならない存在としての漏れ。カス、カスカスカス。包括され無い人間。整形しようかな。でも整形した顔に漏れは美を感じられない。メタバース。二次元キャラになりたいンゴ。エモい音と絵だけで存在価値がある。逃げてもいい、みたいな言説はTwitterとかで支配的だけど、逃げた後の責任は誰も保証しない。ネオテニー。大人になれない人たちの街と社会で甘やかに滅びていく。本当のさいわいとは?カジュアルな死とツッコミのズレ。寒くて痛い。カゲプロ。画面直視できないンゴ。なぜ突然歌い出すのか?オルタナティブへの欲望、ここではないどこかに行きたがるポタクたち。異界。クリーピーナッツが関わるせいでフリクリとか新海誠とか言われてるが、実際そこまで深くは無い。結構ストーリーとしては王道の恋愛漫画。オードリーがアニメに登場した回みたいな。今回はロスタイムが流れたので100点。
9.
 恋愛感情を無視して友達を続けるのも独善的ではある。漏れがそれを言って誰か聞いてくれるか?別に今回に限った話ではなく、全体的にずるい構造が一貫している。
10.
 病気でいい、みたいな肯定も陳腐化した。まあ去年のアニメだし。資本主義そのものがもたらす病理。案外、アーキテクチャがもたらす必然的な病を指摘しているアニメなのかもしれない。そこから抜け出すには人間では不足して、吸血鬼とか異界の存在が必要?
11.
 感傷マゾ、青春のテンプレートからゾンビ。急展開すぎるわよ。どんな状況に陥ろうが吸血鬼の存在でどうせ助けてもらえることを察知できてしまう。別に奇天烈な展開を望んで読んでいるわけでもない作品か?いきなりどうした?
13.
 別に話自体はどうということもないが、映像がいい。実際あんなに綺麗じゃないから魅力的に映る感じはありますね。
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