エピソード04
第1365話 オバケタイマー/第1366話 みせかけ落がきペン
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あらすじ
「オバケタイマー」
最近、朝起きられずにちこくしてばかりのジャイアンは、のび太といっしょにろうかに立たされてしまう。そのせいできげんの悪いジャイアンから、朝起きられないのはのび太のせいだと言われ、ズタボロにされたのび太は、くやしくてしかたがない。
家に帰ったとたん、先生から電話を受けたママに、すぐに宿題をして、夜はさっさと寝(ね)なさい!とおこられるが、気落ちしたのび太はそんな気分ではないから5分だけ休ませてと言って寝転んでしまう。
その様子を見たドラえもんは、時計のようなものを取り出すと、タイマーを回して、寝転がっているのび太のまくら元へ。5分後、時計のとびらからオバケが飛び出し、のび太の周りを飛び回って「宿題やれ~」とせまってきたからビックリ!
あわててつくえに向かうのび太だったが、手を止めるたびにオバケに注意され、どうにか宿題を終わらせたところ、そのオバケは消えてしまった! ふとのび太がその時計を手に取ったところ、これが『オバケタイマー』というひみつ道具ということと、その使い方が書いてあり…!?
「みせかけ落がきペン」
庭で一人、ブロック塀(べい)に向かってドッジボールの練習をしていたのび太だったが、キャッチに失敗してしまい、ボールは部屋の中へ…。しかも、テーブルの上にあったツボにぶつかり、こなごなにわれてしまった!
のんきなのび太は、大したものではないと思い、ねんのためにママに聞いてみたところ、そのツボはとても貴重(きちょう)で高価(こうか)な上、パパが知り合いの人からあずかっているものだということがわかったから大変!
大あわてでドラえもんをさがし、『復元(ふくげん)光線』を出してほしいとたのみこむが、なぜかドラえもんは無反応(はんのう)…。しかも、頭を触ろうとしたところ、手がすりぬけてしまったからビックリ!
のび太がドラえもんだと思っていたのは、どら焼きを見張るために描いた、ドラえもんの落がきだったのだ。『みせかけ落がきペン』を使って描けば、どんなにヘタな絵でも、本物に見えるのだという。
復元光線がこわれていたため、ママに見つかる直前、みせかけ落がきペンを使って危機一髪(ききいっぱつ)ごまかすことに成功するが…!?
ドラえもんのび太の地球交響楽
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK