エピソード09
第1371話 うら山の無敵城/第1372話 身がわり紙人形
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あらすじ
「うら山の無敵(てき)城」
スネ夫の家の庭で、全国にある有名なお城のジオラマを見せられながら、それぞれのお城の説明を聞くのび太たち。現存(げんぞん)12天守すべてのジオラマがそろっていることに感心するドラえもんに、スネ夫は自分も昔の人のように、こんなお城を建ててみたいと夢(ゆめ)を語る。
それを聞いたドラえもんは、かんたんに建てられると答えると、『らくらく築城(ちくじょう)セット』を取り出す。これを使えば、自分好みのお城を実物大で作ることができるだけでなく、その中に住むことができるのだという。
さっそく、街全体を見下ろすことのできる裏(うら)山に、お城を作ることにしたのび太たち。『きせかえカメラ』を使って、武将(ぶしょう)のようなすがたに服をチェンジすると、スネ夫の指示(しじ)のもと、まずはお堀(ほり)を作ることに。
築城セットの道具を使って、あっという間にお堀を完成させた後、石垣(いしがき)を作り始めるのび太たちだったが、りっぱなお城を作りたいスネ夫は、好きなようにやりたいのび太、ジャイアン、しずかにイライラしてしまい…!?
「身がわり紙人形」
しずかの家のりっぱなひな人形を見て、うらやましがるのび太。そんなのび太を見た出木杉は、おひなさまが豪華(ごうか)になったのは江戸(えど)時代のことで、もっと昔は、紙細工のかんたんなもので、子どもが病気や災難(さいなん)にあわないよう、身代わりとして川に流していたと話す。
みんなが出木杉に感心していると、しずかのママがケーキと甘酒(あまざけ)を出してくれる。さっそくいただこうとするのび太だったが、みんなからまだ来ていないドラえもんをよんできたほうがいいと言われ、しかたなくむかえに行くことに。
タケコプターで家に向かうとちゅうで、目の前に落ちてきた野球ボールを、何も考えずにけとばしてしまうのび太。そのせいで、相手チームの打ったフライがホームランになってしまったため、ジャイアンとスネ夫はカンカンにおこり出す。
それを見たのび太は、大あわててでにげていき、自分の部屋へ。すると、ドラえもんが押(お)し入れの中で、ふとんをかぶってふるえていて…!?
ドラえもんのび太の地球交響楽
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK