ミギとダリのよふかしのネタバレレビュー・内容・結末

完璧な伏線回収をして非の打ち所がない大団円で終わった。え〜、めっちゃ良かったんだが！？

序盤の時点ではシュールギャグはあんま笑えなくて好みの笑いじゃないんよな〜って思ってたし、その気持ちはやっぱり変わってないんやけど、ミギとダリにはちゃんとストーリー性があった。母の復讐を目論む二人がたどり着いた真実の残酷さ！
エイジくんと合わせて三つ子だったなんて予想外すぎて、、でも良く見れば目元が似てる🥹あと一条家侵入作戦で鳥の子とビーバーの子が仲間になるのアツかった。特にビーバーの子のデレね、可愛かった！笑

しかし何より、「似ている双子」ならではの入れ替わりをしてきたミギとダリがお互いの不可避の違いに気づき、その違いを養父母に知られていたことで、「ひとり」ではなく自分自身の個性を確立するというオチ！めちゃくちゃ深いじゃん！！最終話の大きくなったみんなの姿がまた良かった。

本当に良い作品でした！原作の佐野先生のご冥福をお祈りいたします。