Netflixオリジナルアニメの本気。導入部である最初の2話はちょっと退屈だったけど、3話以降は最高に面白い。『ミッチェル家とマシンの反乱』でも思ったけど、3Dアニメーションに2Dのエフェクトをかける演出は20年代におけるアニメーションのトレンドになりそう。女同士で殴り合うアクションシーンのアホみたいなカッコ良さよ。
原作のゲームは全く知らなかったけど全然楽しめだ。中心となるジンクスとヴァイの姉妹だけでなく登場人物の多くが主役級の魅力を持っているし、一見ヴィランに見えるキャラクターにも複雑な側面が描かれるのもいい。ピルドーヴァーの議員間で繰り広げられる権謀術数はゲームオブスローンズ的面白さがある。というか、世界観と物語のスケールに尺が全然追いついていないというか、まだまだプロローグに過ぎないのではという期待。ラストのクリフハンガー含め、とにかく次が待ち遠しいのは確か。
